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2006-12-20

プラスチック歯車(5):新開発のプラスチック射出成形鼓形ウォームホイール

 プラスチック歯車で、 鼓形ウォームホイールの射出成形方法が新しく開発された。特殊な割型の考案により、樹脂が射出成形されるときに、キャビティは完全に形成された後、射出成形される。そして、製品を取り出すときは、キャビティから自由な状態で取り出すので、無理抜きの場合と異なり、精度もきわめて高く、しかも、歯が厚肉となるため、強度も高い。このように、本射出成形方法は、高精度で完全な歯形の鼓形ウォームホイールの製作が可能である。プラスチック射出成形ウォームギヤは、多くの利点が生かされ、自動車のワイパーギヤ、パワーシートギヤ、そしてキャッシュデスペンサーやOA機器等々多くの機器に使用されているが、ほとんどは、射出成のはすば形が主である。これらの多くの使用箇所に、新しく開発された鼓形ウォームホイールが適用されれば、諸機器の大きな性能向上が期待される。問い合わせ:http://www.chibadies.co.jp/